私は今までに転職を10回経験しており、
その度に意中の業界、会社に就職できた幸せな人間だと思っています。
何を隠そう、就職活動が大好きで、毎回本当に楽しかったです。
どの企業でも本当に骨を埋める覚悟でやってきましたが、結果はそうなりませんでした。
ですのでキャリアとしては自慢できるものでもなく、そんな人間の言うことは参考にならん!
と感じる方は読み飛ばしてください。
ただ、蹴ったものも含めて内定を20回以上は頂いているというその経験の中で、
特に重要だと感じ取り組んでいたことを簡単に纏めます。
偶然にもこのページに辿り着いた就職活動中の皆様にお伝え出来たら幸いです。
就活のポイント
①質問に簡潔に答える
これは決して難しいことではないのですが、実際にやると意外と難しいのです。
例えば
Q「学生時代に勉強で打ち込んだことは?」
A1「高校時代勉強しなかった反動で勉強に目覚め、大学では必ず勉強しようと思い、
自分に合った学問は何かと考えた時に、友人から「お前は計算が早い」と言われたことが
多々合ったので、数字を扱う学問に興味を持ちました。学部は文系でしたので経済学部の中で
数字を扱うとなると会計学だ!と感じ、会計学に打ち込みました。」
A2「会計学です。」
どちらも相手に伝えた結果は同じです。
A1の方が相手に与えた情報量が多く、コミュニケーション能力も高い…
とは思いませんよね。
私の考えでは勿論、A2を心掛けていました。
そこからは気になるポイントは面接官ごとに異なりますので、
Q2「それはナゼ?」Q3「成功体験や挫折したポイントは?」など
面接官が知りたいポイントを投げかけてくるのに対し応えていくというやり方です。
こちらがアピールしたいのに聞かれなかったポイントは、
「最後に何か質問は?」と言われた時の質問を終えた最後に「アピールさせてください」と
改めて伝えれば効果的です。
②質問の意図を汲み取る
例えば
Q「最近気になった商品販売促進の企画は?」と聞かれた時に、
A1「セブンイレブンで飲み物を買ったらもう一本をタダで貰えて嬉しかったです」
で終わってしまうと、質問の意図を汲み取ったとは考えにくいです。
質問の背景が「普段からビジネスに対してどんな興味・着眼点があるのか」だとしたら
大変残念な感想文でしかなかったと判断されてしまうでしょう。
面接は雑談によるコミュニケーション力チェックもありますが、
無駄な質問はほとんどないと考えましょう。
上記の質問であれば例えば
A2「マクドナルドのモバイルオーダーのキャンペーンが非常に面白かったです。
WEBやアプリを活用したオーダーを実施いただくことにより、
お客様の満足度向上、従業員の効率化を図る、非常に有意義な試みであると感じました。」
といった形や、更にその面接を受けているビジネスモデルと組み合わせたらどんな効果が期待できるのか、
極端に言えば「面白いね、明日からその部分の責任者としてウチにジョインしてくれ!」と
言われるような回答を目指してみては如何でしょう?
本当に入りたい、興味のある会社であればこういったことを考えるのも楽しく、
面接の為の準備として億劫になるのであれば、そもそも向いていないのかもしれません。
③印象は突き抜けないと残らない
精鋭部隊のベンチャーや大企業で全く対策は変わりますが、
ここでは採用人数の多い企業へのポイントとして挙げます。
数多くの就職志願者と会う面接官。彼らの仕事内容を意識して考えることで、
見えてくる世界も変わってきます。一度考えてみましょう。
面接官は人事部所属。今年の目標は通期で300名の採用。
新卒270名、中途30名の入社を目指し、更に離職率も会社からの評価軸であると捉えられている。
さぁ、自分がその立場に立ったらどんな人に来て欲しいでしょう?
「あの人材どこで!?」と言われるには、どんな人物を採用したいでしょう?
それを自分なりに整理し、自分の強みと当て嵌めたときに、最適なアピールの仕方はどうなるでしょう。
これを考えるだけで立ち振る舞いが変わってくると思いますが、
注意したいのはその立ち振る舞いも、普段の2倍演じた方が伝わりやすいです。
自分が思っていることは相手に伝わるとは限りません。
多少オーバーな方が言動との説得力も増します。
例えば「アピールポイントは人当たりの良さです!」とニコニコしていても、
数多いる他の志願者と比べて本当に「長所」になっているのか?
面接会場に向かうまでに他の社員に向かっても明るく挨拶する場面を見せるとか
面接官の話を傾聴し膨らませて且つ、自分のアピールに繋げたとか
当たり障りのない言葉を長所にしていては印象に残りにくい、
むしろ難しくなると言うことも注意しましょう。
もちろん他にもありますがまずはこの辺りを最低限できるように武装して望んでいました。
事前準備のポイントなど、他にもお伝えできる部分はまた後日アップします。
就職活動って非常に楽しいんですよ。どうやったらそのモチベーションが伝わるか、
そんな視点でも記事を書いてみようと思っています。
お楽しみに!!
コメント